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裏・恋のハードル高し!!

第2章 高校生活

3つの制服に別れた俺らは、どこか不思議だった。


ずっと一緒にいたのに、今日からはバラバラ。


唯一俺とおソロの制服のミラに視線が行く。

ズボンを履かせたら完全に男ってくらいのオーラを放ってしまったミラを、女の子に戻すのは至難の技だと思うけど。

短めのスカートから足を出すミラは、ヤッパリ綺麗だ。


「うん、似合ってるよ?」

「タクのほうがかっこ良くなってる!!」


嬉しい言葉だけど…チカの隣で言わないで欲しい。


「俺にかっこいいって言わなかったじゃん!!」


チカに顔を潰されるミラは、かなり不細工で引いてしまう程だけど、チカはそんなミラでも愛おしそうに見ていた。

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