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裏・恋のハードル高し!!

第4章 カレカノ

チカくんは凄く優しく私にそう言ってくれるから、また涙が出る。



「ヂガぐん…りょ…両想いなんてぇ…うれじいよぉ〜。」



泣きている私に、何も言わないチカくんだけど、ぐちゃぐちゃに泣く私の横を一緒に歩いてくれていて、それが嬉しかった。



「あ…ん…。」



口篭るチカくん。
余りにも大泣きされたら誰だって困るよね?



「ごめ…すぐ…落ち着くから!!」

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