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刑事とJK~続編~

第8章 江戸っ子交通安全!?



さて、真理子姫と泰輔之助が家に着くと
若い女が駆けてきました



『おとっつぁん、お帰りなさい!!』



彼女の名前は"おゆう"


おゆうは泰輔之助の一人娘でした



「ただいま、おゆう。
真理子姫様にみそ汁を出してさしあげなさい」



『はい、おとっつぁん!!』



おゆうはみそ汁を温め直すため、薪を拾いに行きました






たくさんの薪を抱え、おゆうが帰ろうとしたとき


ドンッと誰かにぶつかってしまいました



『あれぇ!!』



倒れそうになったおゆうの腕を、ぶつかった誰かが掴みます



「おっとごめんよ、大丈夫かいお嬢さん?」



『は、はい…///』




おゆうはこの時、この男に一目で惚れてしまったのです



男の名は"斉藤正吉(マサキチ)"



あまり名の知れないお侍さんでした




『あの…よければお詫びをさせていただけませんか…?///』



「お詫び?」



『はい、家で料理をご馳走し…むぐぐっ!!///』



斉藤正吉は、おゆうに接吻をしたのです




『んん、んんん~!!///(斉藤、台本と違うよ~!!)』




正吉はそのまま深い接吻までしていきます
(※モザイク導入)




『んっ…ふぁふ、あん///』




「お嬢さん、名前は?」



『お、…おゆう、と…ぁんっ、申します…///』



「オレは斉藤正吉っつぅんだ。腹減ったからおゆうを食わせておくれよ」



『いやいやいや、家に美味しい料理がございますから、ご馳走させてくださいまし!!!!』



おゆうは正吉を止め、自分の家に招待しました――――



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