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刑事とJK~続編~

第17章 トレジャーハンター



「おい真理子、そろそろめんどくさくなってきた」

斉藤が言った



「え?」



「私も、お前をそんなにか弱い娘に育てた覚えはないな」


斉藤に続いて、源十郎まで口を開いた

そして、最後に藤野が言った


「そ、そうだ真理子!!
今に助けてやるから、そんな心配そうな顔するな…!!」



「泰輔…///」



真理子は藤野を見つめて微笑んだ

しかし、斉藤と源十郎は口を揃えて言う


「「真ー理ー子ー?」」



「…ぅ…わかったわよん!!
ほんっと男ってロマンのかけらもないのね!!」



真理子はそう言うと、自分を掴んでいた男の胸倉をわしづかみして
前方へ投げ飛ばした



「え……?」



『ま…真理子さん…?』



真理子が投げた男は、もう一人の男にも直撃したようで
いっきに二人の男が地面の上で気を失った



「もおっ、服がよごれちゃうでしょっ」


真理子はパンパンと服を払った


「ったく、捕まった振りしてんじゃねぇよ」


「捕まってたわよ!!
泰輔が助けてくれるのを待ってたの♪」


真理子はピタッと藤野にくっついた


「え…真理子…男を投げた…?」


「ううん、こいつらが勝手に飛んでったんだよん♪」



「真理子は私と正貴より強いぞ?」


源十郎は呟いた



「そうなのか、真理子!!?」



「そんなわけないじゃないの~ぉ
ね、正貴♪」


「…」



斉藤は黙った




真理子さんが1番強いんだ…とゆうひは思った




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