刑事とJK~続編~
第18章 刑事危機
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「ちょっ…中島さん、それどういうことっすか!!?」
「たしかに、俺も納得いきません」
「説明してください」
シゲ、南、藤野の3人は、中島に呼ばれ
斉藤の解雇について聞かされた
もちろん3人とも納得いかない様子
「まぁ最後まで話を聞いてくれよ…」
中島が説得するように話しはじめたとき
いきなり扉が開いた
「中島さん!!
やっぱ理由聞けるまで
オレは動かねぇからな!!」
斉藤だった
中島は溜め息をつき、「斉藤君は出ていきなさい」と冷たく言い放った
「り…理由を聞かせろっつってんだよ!!」
「ちょっ、先輩…!!」
斉藤はブチ切れ
シゲや藤野は必死に斉藤を押さえた
「刑事じゃなくなったら、オレ…もう何でもねぇじゃねぇか…!!
なぁ、中島さん、中島さん―――…!!」
「命令だ、部屋から出ていけ」
「…」
斉藤は肩を落として部屋を出て行った
もう…ダメだ…
仕事…
なくなっちまった…