刑事とJK~続編~
第19章 終わりへの始まり
―――――――――――
「実はだな――――」
中島に代わって、長谷川は刑事たちを呼び出した
どうやら、何故自分たちがアメリカから日本にやって来たのか
その事情を話してくれるそうだ
「俺とアンソニーが来た理由は…
アメリカから日本に、不法入国者がいるという報告が入ったからだ」
「不法入国者?」
「そうだ
しかも、その人数が一人や二人じゃないらしくてな」
長谷川は淡々と話した
「ただの一般人なら、日本の警察とかに任せといて良かったんだが
どうやらそいつらは犯罪組織関係者ばかりらしい」
「ダカラ私タチガ日本ニ派遣サレタンデース」
「じゃあ、ここ中央区の刑事科に訪れたのは何でですか?
刑事科なら、他のところにもあるのに…」
南の質問に、長谷川は笑って答えた
「いやぁ、中島ちゃんとは仲良しだから」
中島ちゃん…
ちゃん?
ってか、そんだけの理由で?
「あと、ここの刑事科が、犯人が日本に入って来た場所に比較的近かったからな」
あ、なるほど
「ってわけで、皆には俺たちの捜査に協力してもらいたい」
長谷川のキリッとした態度に、全員敬礼した
「はい!!」
「そういやぁ長谷川さん…」
「何だ?」
斉藤は長谷川の全身をまじまじと眺めた
「また痩せましたね」
「お前にデブって言われてショックだったから、頑張った」
「んなこと言ってねぇっすよ」
「俺にはそう聞こえたもん」
「…」
ほんと、真に受ける人だな…
まぁ、長谷川さんは痩せてる方が昔の面影があって
良いけどな
「実はだな――――」
中島に代わって、長谷川は刑事たちを呼び出した
どうやら、何故自分たちがアメリカから日本にやって来たのか
その事情を話してくれるそうだ
「俺とアンソニーが来た理由は…
アメリカから日本に、不法入国者がいるという報告が入ったからだ」
「不法入国者?」
「そうだ
しかも、その人数が一人や二人じゃないらしくてな」
長谷川は淡々と話した
「ただの一般人なら、日本の警察とかに任せといて良かったんだが
どうやらそいつらは犯罪組織関係者ばかりらしい」
「ダカラ私タチガ日本ニ派遣サレタンデース」
「じゃあ、ここ中央区の刑事科に訪れたのは何でですか?
刑事科なら、他のところにもあるのに…」
南の質問に、長谷川は笑って答えた
「いやぁ、中島ちゃんとは仲良しだから」
中島ちゃん…
ちゃん?
ってか、そんだけの理由で?
「あと、ここの刑事科が、犯人が日本に入って来た場所に比較的近かったからな」
あ、なるほど
「ってわけで、皆には俺たちの捜査に協力してもらいたい」
長谷川のキリッとした態度に、全員敬礼した
「はい!!」
「そういやぁ長谷川さん…」
「何だ?」
斉藤は長谷川の全身をまじまじと眺めた
「また痩せましたね」
「お前にデブって言われてショックだったから、頑張った」
「んなこと言ってねぇっすよ」
「俺にはそう聞こえたもん」
「…」
ほんと、真に受ける人だな…
まぁ、長谷川さんは痩せてる方が昔の面影があって
良いけどな