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刑事とJK~続編~

第3章 トムおじさんの正体



言われてみると、三宅武志の姿だけがない



三宅舞は言った


「昨日はあたし先に寝ちゃって、夜からは一度も見ていないんですよ」



『へーえ…』



あたしにとっちゃ、あんな奴どうでもいいんだけど…




「…9時もとっくに過ぎてますし、探しに行きませんか…?」


細川百恵が提案した



「そうしよう
二手に分かれて…」



と、細川明が賛同すると、アンソニーが


「アノー、ワタシハ?」


と尋ねた



「アンソニーさんは、とりあえず料理の準備をお願いします」


「アア、ハイ、ワカリマシタ」











細川夫婦と舞は海辺を



斉藤、ゆうひ、そしてトムはジャングルのような林の中を探しに行った







――――――――――





「三宅さーん!!」



『三宅さーん、返事して下さーい!!』



斉藤たちは探し回った




「どこ行ったんだあいつ…」



『でも、島から出られるはずないよね…?』



「あ、あれを見て下さーい」



トムは木を指差した



みると、不自然に枝が折れた木がずっと続いてる



「…」



斉藤を先頭に、そこを進んで行った








「ぅおっ」



すると、斉藤は何かにつまずいた



『どうし…
…三宅…さん!!??』




「なっ…!!」




斉藤がつまずいた物は、三宅武志だった



その背中には包丁が刺さっていた





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