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刑事とJK~続編~

第4章 刑事始動



「全部埋まった!!」



突然斉藤が叫んだので、ゆうひは持っていたコップを落としそうになった




『な、何が…?』




「パズル」




『はい?』



「あとは、犯人をどう引っ掛けるかだな」



斉藤はニヤニヤした






――――――――――






昼食の時間になり、皆は宴の場に集まってきた



テーブルにはおいしそうな料理が並ぶが、
ガツガツと食べる気にはならない



「すんません」




斉藤の声に、全然が振り向いた



「食べ終わったら話があるんで、残っといてください」




「話?」




「まぁとりあえず、ランチの後で」




斉藤は進んで料理を食べた



少しずつ、他の人も食べはじめた









――――――――――




「ごちそうさまで~した」



長谷川は手を合わせた


今はトムとして振る舞っているが…




「斉藤さん、話って何ですか?」



細川明が聞いた




「…犯人、わかったんすよ」




!!!!??




「本当ですか!?」



「一体、誰が三宅さんを…!!」


斉藤は歩いた


そして向き直った




「…三宅さん殺したのはあんただろ、トムさん」




「トムさんが!?」

「何でまたトムさんが…!!」

「武志を…殺したの…?」






「…」




長谷川は黙っている




『…そんな…』




長谷川さんが…犯人…?




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