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甘党辛党

第1章 一駅目 唐辛と糖甘 唐辛のターン

「唐辛ー」





「なに?糖甘?」








「アイスって辛いのってないのかな」







「ないんじゃない?甘い方が美味しいけど」








僕は甘党だ










「アイス溶けちゃうから早く家行こう」








「唐辛!競争だ!」








「えっ、ちょ…」









糖甘は僕の手を握って走りだす
僕がついていけるくらいのはやさで

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