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あったらいいな

第8章 補習授業2

やば!抱き着いちゃった!!


「怖くないでしょ?」


でも先生は、嫌な顔1つせずそう言った。


あ、本当だ…


ちゃんと脚もつくじゃん!


『はい…怖くないです♪』

「…そう」


そう言うと私は、先生から離れた。


「じゃ取り合えず…泳ごうか!」


ぇえ!!いきなり!!?


泳げないのですが!!!!!


『…えっと…』

ど…どうしよう。

…すると


「もしかして泳げない??」


とニコっと笑って言う先生。


……く~~~。

ごもっともです。

『…はい』


「ははっ、仕方ないまずそこから教えてあげる」


夢野先生は、いつだって嫌な顔せず生徒のために何かしてくれるいい先生だ。


だから私は、油断していたのかもしれない。


…まさか先生が…。








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