
刑事とJK‡番外編‡
第23章 刑事とBG~Ⅱ~
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朝を迎えた
皆ぞくぞくと部屋から出てきて、食堂に集まった
「ゆうひ、さっさと来いよ」
『待ってよ…まだ準備出来てない…はい!!』
ゆうひは部屋から出ると、斉藤の腕に飛びついた
「暑い…」
『離れないもんねー///』
たまたま祐司は、廊下で二人に出くわした
『あ、祐司さんおはようございますっ』
「おはようございます」
「けっ」
斉藤はドカドカと祐司の隣を通りすぎた
「ちょっと斉藤、失礼でしょ!?」
斉藤を追いかけていくゆうひを見て、祐司は微笑した
…どうやら、仲直りできたみたいだな
全員が食堂に集まると、軽く朝食を取った
その最中に、斉藤の携帯が鳴った
「はい…あ、そうっすか、了解っす」
電話を切ると、斉藤は食堂を出ようとした
「どこへ行くんですか?」
祐司が聞いてきたので、斉藤は嫌々ながらも答えた
「直にヘリが到着するんだと」
それを聞いた圭吾は、
「俺も行きます」
と、斉藤と一緒に屋敷の外へ出た
