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君が欲しい

第3章 皮肉な出会い

君がストローでドリンクを飲む姿を携帯越しにチラッと見たら、
目が合って心臓が口から出そうになった。


仲村が戻ってきた。

「ごめんね、そろそろ行こうか」


仲村は君の返事も聞かずトレイを持った。


「じゃ、明日」


仲村が僕らに言った。


僕らも軽く手を振った。


君は軽く会釈して仲村の後に続いて去って行った。

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