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ほんの少し触れただけのキスだったけど、
ずっと君と出会ってから夢に見ていた、君の柔らかな唇にようやく触れた。


君はまだ目を丸くして、僕を見ている。


コロコロ変わる君の表情が可愛い。


「もう一つ、この数時間、いい人で我慢させた罰」


僕はもう一度君の唇を奪った。


僕と君の唇はチュッとリップ音がした。


一度離すと君の黒目がちな目が可愛くて、
僕はもう止まらなかった。


君の柔らかい唇を味わうように何度も角度を変えキスをした。


その度に僕達の唇は鳴った。


君は僕の胸にしがみついて、僕を受け入れていた。