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君が欲しい

第24章 今じゃない

二人で近所のスーパーに行った。


君がテキパキとカゴに入れる姿は何だか頼もしく見えた。


「苺、美味しそう。潤平好き?」


好きって言葉にドキリとした。


「好きだよ」


てか、苺より君が好きなんだけど。


しかし買い出し中に告るわけにもいかない。


マジでいざとなると何時言っていいか悩む。


「苺、買っちゃお」


君はウキウキと苺のパックを手に取ってカゴに入れた。


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