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君が欲しい

第30章 山寺

「で、振られたろ」


怖い。

怖いです山寺くん。


「南ってバカな男」


僕の机に頬杖ついて、ニッコリ笑って言った。


「だね」


僕は苦笑いするしかなかった。


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