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君が欲しい

第6章 夢のような時間

でもそんな勇気も自信もない。


仲村はイケメンだし、なにより君は仲村が好きなんだし。


僕はただの友達だ。

単なる音楽という共通の趣味を持った友達だ。


君は今何を考えてる?


好きでもない男に手を握られて困っているだろう。


でもごめん。


君の家に送り届けるまで、
もう少しこの夢のような時間を僕に下さい。


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