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鬼畜の復讐2

第2章 悲劇の幕開け


ドラフト会議前日未明。
拓真はマスコミを避けるために、いつもより早めのロードワークに出かけた。
マスコミもさすがについてはこない。

まだ薄暗い中を駆けていく拓真。

「ん?」

クルマに気づいた拓真が、端に寄ろうとした刹那…

「!?」

ドンッ!拓真の大きな身体が宙を舞い、
ドサッ!地面にたたきつけられた。

痙攣した拓真の下から、血が広がっていく。

拓真を轢いたクルマは一旦停まり、拓真の様子を確認して走り去っていった。

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