鬼畜の復讐2
第25章 覚悟
「拓真!拓真!大変よっ」
まだ寝ていた拓真を叩き起こした。
「ん…どうしたんだよ…真由…まだするのか?」
拓真が寝惚けて真由子に抱きついてくる。
「それどころじゃないわ!麗子ちゃんが!亡くなったのっ!」
「え?何だって?麗子がどうしたって?」
真由子が新聞を拓真に見せた。
~暴力団幹部とホステス射殺される!容疑者は自殺!~云々…
拓真は新聞の記事に目を通す。
「麗子と三宅さんが…殺された…」
「この自殺したオトコ…山本鉄雄って!?」
「隆一郎の命令で麗子を輪姦した三人の一人…」
「だけど、愛し合うようになった」
「幹部の身代わりでムショに入ったが、仮釈放で出てきていたのか…麗子…お前まで逝ってしまうなんてな…」
拓真は寂しげな溜め息を吐いた。
「拓真…」
真由子がそっと拓真を抱きしめた。
「麗子がこんな死に方をしたのも、もとはといえば、隆一郎のせいだ…あいつは…俺の大切なモノを全部奪いやがった…」
「そうよね…麗子ちゃんがアイツにレイプさえされなかったら…ヤクザなんかとつながらなかったのに…」
「こうなったら、アイツから、毟れるだけカネを毟りとって…あゆみをヤツの目の前でメスブタにしてやる!」
恨みの怒りに燃える拓真は真由子を押し倒した。
「いいわ、拓真…受け止めてあげる。怒り、哀しみ、寂しさ…全部受け止めてあげる」
拓真は号泣しながら真由子を抱くのだった。
まだ寝ていた拓真を叩き起こした。
「ん…どうしたんだよ…真由…まだするのか?」
拓真が寝惚けて真由子に抱きついてくる。
「それどころじゃないわ!麗子ちゃんが!亡くなったのっ!」
「え?何だって?麗子がどうしたって?」
真由子が新聞を拓真に見せた。
~暴力団幹部とホステス射殺される!容疑者は自殺!~云々…
拓真は新聞の記事に目を通す。
「麗子と三宅さんが…殺された…」
「この自殺したオトコ…山本鉄雄って!?」
「隆一郎の命令で麗子を輪姦した三人の一人…」
「だけど、愛し合うようになった」
「幹部の身代わりでムショに入ったが、仮釈放で出てきていたのか…麗子…お前まで逝ってしまうなんてな…」
拓真は寂しげな溜め息を吐いた。
「拓真…」
真由子がそっと拓真を抱きしめた。
「麗子がこんな死に方をしたのも、もとはといえば、隆一郎のせいだ…あいつは…俺の大切なモノを全部奪いやがった…」
「そうよね…麗子ちゃんがアイツにレイプさえされなかったら…ヤクザなんかとつながらなかったのに…」
「こうなったら、アイツから、毟れるだけカネを毟りとって…あゆみをヤツの目の前でメスブタにしてやる!」
恨みの怒りに燃える拓真は真由子を押し倒した。
「いいわ、拓真…受け止めてあげる。怒り、哀しみ、寂しさ…全部受け止めてあげる」
拓真は号泣しながら真由子を抱くのだった。