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鬼畜の復讐2

第28章 協力者

中山家の最寄り駅にあるさびれた五階建ての雑居ビル…実はそこが二階堂拓真と真由子の住居となっていた。

拓真が隆一郎からせしめた五億で、買い手のつかなかったビルを格安で手に入れたのだ。
全ては、隆一郎とあゆみへの復讐のために。

拓真は死んだふりを決め込み、隆一郎とあゆみを安心させ、幸せな家庭を築かせた。
実に待つこと18年。
その間、拓真と真由子は隆一郎夫妻と家族を監視しつづけていたのだ。

雑居ビルの五階の最上階を拓真と真由子が占領している。

「いよいよだな、真由…」
拓真は真由子を抱きながら囁く。
「ハァハァ…ええ…長かったわね…あなた…アン…」
「クックックッ…二人のガキ共…実にいい子に育ってくれたぜ…父親は人でなしのくせにな…」
拓真が側位で真由子を貫く。
「アアンッ!あんっ!ハァハァ…あなたぁぁ…」
「クックックッ…今度は開き直りも圧力も効かない…」
「ひっひっひぃ!!あんっ」
「ガキ共を…息子と娘を…クックックッ…楽しみだぜ…」

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