テキストサイズ

鬼畜の復讐2

第32章 賢太郎と詩織

「復讐の為に、隆一郎とあゆみの愛する君達を二人の前で拷問しレイプする…それが隆一郎を一番苦しめる手段だ。そのために、十八年かけたんだ。が…どうする?真由」

「あなたの好きになさって。私はあなたの決めたことに従うわ。二人を殺せと言われれば、その通りに…うふふ…」

拓真は微笑んで頷く。

「よし…なら、こうしよう…今から、俺の出す条件を二人がのめるなら、隆一郎を許しはしないが、開放してやろう。許すことはしない!絶対にだ。どうだ?」
「条件って、なんなんですか…僕は何でも受け入れます!詩織は…」
「ダメだ。詩織ちゃんにも条件をつける。のめなければ…」
拓真はサムに犯されるマリコのモニターに目をやる。
「やめて下さい!それは!それだけは!お願いします!」
「なら、条件を受け入れる事だ」

拓真は二人にある条件を突きつける。

驚愕する二人。

「そんな!そんなこと…そんなこと…」
「……私は…いい…それで、パパとママが助かるなら…」
「詩織!…くそぉ…」

「そんな条件でいいの?拓真。あなたも甘いわねぇ…非道になりきれないのは、あゆみのせいかしら?」
「充分非道だろ?俺の考えていたプランBだ」
「ホントかしら。ま、いいわ。よかったわねぇ?賢太郎くん、詩織ちゃん?うふふ」
「そろそろ、隆一郎とあゆみもお目覚めだ。二人にはもう一度眠ってもらうか」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ