鬼畜の復讐2
第15章 動揺
「拓真さん、姉貴と連絡とれましたよ」
雄介から、連絡を受ける拓真。
「拓真さん…隆一郎、1ヶ月ほど海外に出掛けたみたいです」
「ほぅ…」
にやりと笑う拓真。
「 深雪を紹介したいって事で、明日会う約束しましたんで。グランドハイアットホテルのロビーに10時です」
「了解した」
「弟さん?」
バスルームから出てきた真由子が髪を拭きながら尋ねる。
「ああ。隆一郎は1ヶ月海外へ行っているらしい」
「へえ…どうするつもり?」
真由子が拓真のガウンを脱がして身体を密着させていく。
「確認しなきゃな…」
「ああん…確認…?」
「俺があゆみをみて、どうなるのか…まだ愛してるのか…」
真由子の身体に唇と指を這わしていく。
「はぁんっ…愛してたら…ハァハァ…どうするの?」
「わからないな…正直…」
シックスナインの体勢になる二人。
「はむっ…んぐっ…いやよ!あゆみを愛してるなんてぇ…あひっ…むぐっ」
ぴちゃぴちゃ…ズズズ…
「洪水だな、真由子…どうした?」
「ひぃひぃ…あゆみより、私を愛してぇ…あひっ!」
「あゆみを抱くことになるかもしれないぞ?」
「ハァハァ…あぁ…あなたの復讐のためなら…仕方ないわぁ…イイッ…イイッ」
「ほら、しっかりくわえて」
「はむう…あぁん…気持ちよすぎてぇ…」
口でできず、手でしごく真由子。
「真由子…あゆみを抱くのはあくまで復讐のためだ…」
「あうっん…ハァハァ…わかってる…ハァハァ」