狼さんの腕のなか
第5章 彼の秘密
「美琴・・・閉じんな」
由紀斗くんは無理矢理あたしの
脚を開かせた
「だめっ、見ないで・・・」
「フッ・・・そういうのが煽ってるって
気付けよ・・・」
下着が脱がされ
かなり淫らな格好のあたし
「入れるぞ・・・」
「え、待って!・・・っあ!!」
あたしの許可なんて無視で
由紀斗くんはあたしの中に
入ってきた
ギシギシと軋む保健室のベッド
あたし達の熱で窓が少し曇ってくる
あたし・・・このまま由紀斗くんと・・・
「おーい」
「っぁぁ!だめっ・・・激しいっ」
「おーい」
・・・?
「いい加減起きなよ!!」
「・・・・へっ?」
目の前にいるのは由紀斗くんじゃなくて
知らない男の子