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狼さんの腕のなか

第2章 取り引き

「失礼いたします」
執事服を着たおじいさんが
部屋に入ってくる

「えと」

「お目覚めになられたら
連れてこいとのことでしたので
由紀斗様のお部屋へご案内します」

「あ、はい・・・」

・・・誰?

あまりに綺麗なみのこなしに
呆気にとられて体は勝手に
執事さんの後ろをついていく

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