狼さんの腕のなか
第2章 取り引き
「買いすぎたかなぁ?」
お客さんの人数を聞いてなかったから
適当に気に入ったのを買った
ちゃっかり自分の分も♪
「あれは・・・」
公園には孤児院のこども達が遊んでる
「あ!!美琴ねぇ!!」
「あれ?凛はいないの?」
いつもみんなで公園にいるのに
凛だけがいない
「凛ちゃん?カッコいいお兄ちゃんと
遊んでもらうからって公園に来なかったの」
寂しそうにそう言う凛と仲良しの愛ちゃん
「美琴!美琴!」
美琴と呼び捨てにするこの生意気な
少年は智也
「なに?智也」
「凛がついてった兄ちゃんが乗ってた車がなすげぇでかいんだ!!家の前に止まってるから美琴もびっくりするぜ!!」
キラキラと瞳を輝かせてそう話す智也を
見ていると
男の子って車すきだなぁって思った
お客さんの人数を聞いてなかったから
適当に気に入ったのを買った
ちゃっかり自分の分も♪
「あれは・・・」
公園には孤児院のこども達が遊んでる
「あ!!美琴ねぇ!!」
「あれ?凛はいないの?」
いつもみんなで公園にいるのに
凛だけがいない
「凛ちゃん?カッコいいお兄ちゃんと
遊んでもらうからって公園に来なかったの」
寂しそうにそう言う凛と仲良しの愛ちゃん
「美琴!美琴!」
美琴と呼び捨てにするこの生意気な
少年は智也
「なに?智也」
「凛がついてった兄ちゃんが乗ってた車がなすげぇでかいんだ!!家の前に止まってるから美琴もびっくりするぜ!!」
キラキラと瞳を輝かせてそう話す智也を
見ていると
男の子って車すきだなぁって思った