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狼さんの腕のなか

第2章 取り引き

正直学校なんていく気になれなかったけど
シスターのお願いは聞かなくちゃいけない




「・・・・・」
今日は授業も頭に入らないし
凛のことばかり考えていた

そんな風にため息ばかりをついて
一日を終えて病院に行くつもりだったのに
ぼーっとしていた為か
気付くと体は自然と孤児院に向かっていた

「・・・昌也」
焼け跡とかした孤児院の前には
あたしと同じようにか昌也がいて
・・・あれは

彼の車も止まっていて
昌也と彼が話していた

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