テキストサイズ

狼さんの腕のなか

第3章 彼との生活


「え、そうなんだ?」

・・・・・ん?

「・・・・・由紀斗くん
あたしのサイズよくわかったね?」

「あたりまえだろ」
彼が後ろから耳元で囁く

「ひゃ・・・・・ッッ!」

「86、61、80ってとこだろ?」
胸から腰、お尻のラインを
彼の指がなぞっていく

「なんで知って・・・ンンッ」

「大体のいつも触ってる感じで
頼んだけどピッタリだったみたいだな」

・・・・・だから由紀斗くん
楽しそうにしてたんだ?

「っぁ・・・やだっ・・・・」
いつの間にかブレザーとリボンは
足元に落ちていて
片手でボタンを外すと胸へと
手を滑り込ませる

「ゆき、と・・・やめっ」

「無理、久しぶりすぎて
止められねぇから・・・」

久しぶりじゃなくても
いつもやめてくれないでしょ!!

「ンンッ・・・・ッッ・・・ンンッ」
手は後ろでロックされてて
不覚にも漏れそうな声を抑えられそうにない

「やめてほしいか?」

「当たり前でしょ!!」

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