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狼さんの腕のなか

第4章 学園生活~転校~



「んん・・・・・」

目が覚めると毎朝思う

ここに来てからまだ
3週間も経っていないけれど
こんなに清々しい朝を迎えられるのは

カーテンの隙間から覗く太陽の光
ブランド物の高級な枕と
フカフカのこれまた高級なベッドの
おかげだと思う

本当に慣れない環境のなかで
唯一の安らぎをもらってる


ただひとつ欠点と言えば・・・・・


「スー・・・・スー・・・・・」

隣で綺麗な寝顔して
当たり前のように寝てるこいつぐらい

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