えっちなまほーにかけられて
第4章 ♯イタズラ
いつも何かと真也にイタズラされてる私は、今日………。
『じゃじゃーん。』
私の手には『secret』と
書かれた小さな瓶がある。
世で俗に言う媚薬。
怖いけど、
一度でいいから真也に仕返しをしたい。
そう思って先月手に入れたんだ。
今真也はトイレに行っている。
私は真也のジュースに小瓶から一滴落とした。
あとは真也を待つだけ。
少しして真也は部屋に戻った。
『…よし、じゃぁ飲むか。』
『う、うん…。』
ゴクゴクっ…
真也はグラスに注がれた
媚薬入りのジュースを
一気に飲み干した。
『……真也?』
『何や?』
『…何も……ない…?』
『何もってな………にっ……!?』
真也は胸に手をあて
荒い息づかいをし出した。
『お…まっ……はぁっ…はぁ……なんっ…か……っは……入れた…っや…ろ!』
真也は顔を紅くし涙目でこちらを見た。
私は真也の背中を優しくさする。
ビクンっと真也の身体が跳ねた。
『っあ!……さわ……んっ…な///』
ヤバい。可愛すぎる。
私は真也の首筋を指でなぞった。
すごく熱い。
『んんっ……ぁあっ///…ゃめっ///』
私はもっとイタズラしてやろうと思った。………その直後だった。
ドサッ…
えっ……?
真也が私の身体を押し倒す。
『……真也………?』