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気持ち=表す=コトバ

第18章 もう、遅くても

きっともう
遅い

届かない所まで
キミは行ってしまった

なのに 今頃
手を伸ばして
掴もうとした『幻』

もう、遅くても
何が何でも

伝えたかった

キミに…伝えたかった

『好きでした』

中途半端な間を埋めたくて
嘘付いてみる

キミに気づいて欲しくて
自分もキミも
傷つけてみる

きっと、遅い
目の前にキミはいないから

それでも、間に合わなくても過去に戻って
伝えたい

『さようなら』



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