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北斗七星

第3章 放課後





恥ずかし…////


…………





「なんか言ってよ」


「だって言うことねぇし」




また沈黙が続くじゃん…




「…宮橋」


「何?」


「あのねあたし……あたしも、天体観測行かないことにした」


「え……」





バカあたしっ!


こんなこと宮橋に話してどうなるっての!




「何で行かねぇの?」


「えっと……紗江が秀と見るらしくて、あたし一人になっちゃうし…」



やだ、寂しい人って思われる…



「じゃあ、一人じゃなかったら天体観測行くってこと?」




意外な質問だった。



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