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北斗七星

第3章 放課後





「どういうこと?」



宮橋は綺麗な夕日を見つめながら言った。



「今日天気いいし、展望台の鍵職員室にあるよな」


「まさか見に行くとか?」




あたしは冗談半分で笑って聞いた。


だけど宮橋は



「行くか」



と優しい笑顔で答えた。




「そんなに見たいの?」


「お前も見たいんだろ?」



「……まぁ」



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