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北斗七星

第4章 天体観測





あたしと宮橋は廊下に出て展望台へ向かった。

展望台へ……って、



「ちょいちょいちょい!宮橋、展望台そっちじゃないよ」


「は?職員室に鍵もらいにいかないとだろ」


「あ、ごめん」


「ははっ!バーカ」



……なんかさっきから馬鹿って言われてばっかり…


あたし、宮橋にどんな風に見られてんのかな。



「俺行ってくるから待ってろ」


「はーい」




……って、あたし何考えてんの!

別に宮橋にどう見られたって関係ないじゃん。


好きでもない男なんかに……



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