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司との決着は終わった｡

1番の問題は

莱香

だな｡

莱香には謝らなくちゃならないこといっぱいあるな｡

選抜リレーが終わった後は30分間の休憩がある｡

決着つけるなら休憩のタイミングだな｡

俺は青軍の応援席に戻って莱香の姿を探した｡

けどどこを見ても莱香の姿が見当たらない｡

どこだ…?莱香｡

「なぁ莱香知らねぇ?」

近くにいた莱香の友達に莱香の行方を聞く｡

「莱香?莱香なら用事あるって言ってどっか行ったよ?」

「どっちいったかわかる?」

「んーと…黄軍の方に歩いて行ったかな?」

黄軍の方に…

まさかまたららに何かするつもりか?

「さんきゅ」

俺は友達にお礼を言って莱香を探しに黄軍の応援席に向かった｡

莱香がまた…ららに手を出す前に止めなきゃならない｡

莱香を止められるのは

きっと

俺しかいないから｡