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Eternal Love…

第29章 甘いひととき


男子バスケ部の部室はけっこう広い。

部室の扉を開けると汗のにおいと
誰のものか分からないにおいがした。

さすが男子の部室。

けっこう散らかってる。

「わ…けっこう汚いね」

「まぁ男だけだし…な。しゃあねぇ」

制服の裾をまくって窓を開けて換気する。

10月にもなれば空気も冷たくなって少し肌寒い。

「よしっやろっ!」

手分けして部室の掃除をする。

手際よくテキパキと散らかった部屋を綺麗にしてく。

「あれ?このロッカー使ってないの?」

ロッカーにはそれぞれ名前が貼ってあるのにひとつだけ何もないロッカーを見つけた。

そのロッカーを開けてみると

バサバサバサっっ!

「!?」

大量の雑誌やらDVDケースが落ちてきた。

ひとつ手にとって見てみると…

それは…

えっちな本にAV。

「らら?何か変な音したけど…って!」

「これ…何?」

無惨に散らばった大量のえろ本とAVたち。

「お兄ちゃんこんなの見てるの?」

「ばっ…!見てねぇっつの!」

「本当にぃ~?」

「本当だっつの!」

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