Eternal Love…
第29章 甘いひととき
「別に見ててもいいけど~」
お兄ちゃんだって健全な高校2年だもん。見てたっておかしくないもんね。
「見てねぇよ。俺が興味あんのはららの体だけ」
「えっ」
あまりにも唐突に言われたのでびっくりしてしまう。
「ららが生まれてきた時からずっと一緒なんだぜ俺。好きな子が側でどんどん大人の女に変わってくから触りてぇし?興味も出るわけ。AVとかエロ本じゃ満足できねぇの」
お兄ちゃんはあたしとの距離をじりじりと縮めてきてあたしはロッカーとお兄ちゃんに挟まれてしまった。
逃げ場のない状態。
そんな中で妖艶な笑みを浮かべて
お兄ちゃんはこう言った。
「ららは俺の体に興味ないわけ?」
「えっ…//」
どきんっと胸が鳴る。
そりゃ興味ないわけがない。
触ってたいしもっとくっつきたいし。
「俺はお前に興味津々。いつだってどこにいたってお前に触れたい」
そういって耳を甘噛みしてきた。
「ひゃあっ…!」
「くす…可愛い」
お兄ちゃんはあたしの反応を楽しむかのように耳や首筋に唇を落とす。