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はるとくんたちと別れてから
またしばらくアトラクションで遊び､

気が付いたら真っ暗になっていて､

ナイトパレードが始まっていた｡

「ららどーする?パレード見るか?」

「うん!」

久しぶりに見るナイトパレード｡

可愛いキャラクターが躍り､
軽快な音楽が流れる｡

キラキラと光るネオンは
昔と変わらず綺麗で｡

みいってしまう｡

「綺麗…」

「だな」

あたしたちがナイトパレードを見ている側でしらない家族の会話が聞こえてきた｡

「まーまーきれー!」

「ほんとねぇ」

家族を見ていたらはるとくんたちのことを思い出した｡

「はるとくんたちもこれ見てるかな?」

「あぁ…見てるかもな」

「ねぇ!はるとくんに何て言ってたの?」

「だーかーら秘密だって!」

秘密と言われたら気になってしまうんだよね｡

「教えてよー!」

「むーり!」

「けちぃ」

ぷくっと拗ねるあたし｡

「拗ねんなよ～らら～」

「別に拗ねてないもーん」