Eternal Love…
第40章 支えと強さ
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ららへ
この手紙読んでるって事はららがもうピンチだって事だよな。
らら…急に出ていってごめんな。
きっとすげー泣いてるよな?
辛くて悲しい想いさせてるよな?
本当ごめん。
らら…こんな形で俺の想いを伝えることになるの許してほしい。
俺はららの事すげー好きだよ。
今でもすげー好き。
昔も今も変わらずららが好き。
ららが生まれてきたとき俺まだすげー小さかったんだけど、こんな可愛い妹が出来たんだって素直に喜んだ。
いつもいつもお兄ちゃんって言って俺の後ろをついてきてくれるららがすげー可愛かった。
お嫁さんにして!って言われたときも嬉しくてめっちゃドキドキしてた。
多分俺も物心ついたときから
ららのこと好きだったんだよな。
けど俺は兄貴でららは妹。
ありえねーだろ。みたいな。
妹を女として見るなんて最低だ。
心のなかでそう想ってららへの恋心に蓋をしてたんだ。
ららもこうやって俺を好き好き言ってくれてるのも小さい頃までだろうなって。
妹ってさ、だんだん兄貴のこととかうざったくなって嫌いになるだろうし。
けどららは全然違って。
いくつになっても俺を好きって言ってくれた。
てゆーか、駄々漏れてたし。
ららの好意が分かりやすすぎて、正直めちゃくちゃ照れてたからね、俺。