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彼等は紅を求める

第1章 狂恋歌



『あっ…!!』


先程までピストン運動をしていたが急に止まった。
私の中にある彼は全く動こうとしない。
私の中の彼に対する憎しみが再び燃え盛る。
だが、それに反して私の身体は刺激を求めて揺れ動く。


「フッ。どうして欲しい?」


そんな滑稽な私の姿を嘲笑う彼。
私を無理矢理犯したくせに…!!


『抜いて…!早く抜いてよ!!』


「…本当にいいのかよ?」


『何を…!あああああ!!』

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