眠れぬ王子と猫な僕
第16章 誓いのリング
side妖巳
「はい、開けてみて…」
瑛兎さんは僕の小さな掌に黄色の箱を乗せた。
「……うんとぉ」
たどたどしい手つきで箱を開いた。
「………ぇ、これって……?」
箱の中には控えめに輝くダイヤの指輪があった。
瑛兎さんは僕の手の中の指輪を取って僕の左手の薬指にはめた。
「私はここに、永遠の愛を誓います。命を懸けて幸せにします。
俺と、結婚してくれるか...?」
びっくりした。
真っ直ぐに僕の目を見て………
まさかこれって…………?
「ぷろ……ぽーず?」
「そうだよ(ニコッ」
僕……ホントに愛されてるんだ………
幸せに、なっていいんだ。
「うっ……ひぐッ………うぁああん!」
涙で前が見えないくらいになって声をあげて瑛兎さんに抱きついた。
「はい、開けてみて…」
瑛兎さんは僕の小さな掌に黄色の箱を乗せた。
「……うんとぉ」
たどたどしい手つきで箱を開いた。
「………ぇ、これって……?」
箱の中には控えめに輝くダイヤの指輪があった。
瑛兎さんは僕の手の中の指輪を取って僕の左手の薬指にはめた。
「私はここに、永遠の愛を誓います。命を懸けて幸せにします。
俺と、結婚してくれるか...?」
びっくりした。
真っ直ぐに僕の目を見て………
まさかこれって…………?
「ぷろ……ぽーず?」
「そうだよ(ニコッ」
僕……ホントに愛されてるんだ………
幸せに、なっていいんだ。
「うっ……ひぐッ………うぁああん!」
涙で前が見えないくらいになって声をあげて瑛兎さんに抱きついた。