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眠れぬ王子と猫な僕

第3章 脱出










―――うそ、こんなことって……。






僕の鼓動がはやくなるのを感じる。






信じられない………










僕は自分の首に触れる。




首輪は着いている。






だけど、




鎖は繋がってない。







あの大野さんが繋ぎ忘れるなんてっ……







間違いない。



これは、



























――チャンスだ!










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