眠れぬ王子と猫な僕
第12章 甘美な誘惑
「はぁ、うぅん…。瑛兎さん……優しく、シテね?」
「わかってるよ(ニコッ」
なるべく妖巳が痛くならないように、少し挿れていく。
「っん……あ、はあぁ………」
官能的な声で息を吐く妖巳にどうしようもなく、欲情する。
奥まで挿れ、妖巳の呼吸が整うのをまた待つ。
「瑛兎さん、……大きい、よ………っ」
瞳は細められ、生理的な涙が妖巳の頬を伝う。
「辛くないか?」
「辛くなんか、ないよ……。…嬉しい、よ?」
妖巳は柔らかく笑うと、俺にしがみつく。
「動くよ?」
「うん……。」
「っんぁ、はっ……ァああ…ッ!……だ、めぇ……いや、いやぁ…」
深く腰を振る度に甘ったるい声がもれている。
妖巳のナカは少々キツくて気持ちいい。
それに加え、可愛すぎる妖巳の姿に苛めたくなる。
「嫌だなんて、嘘だろ?こんなに蜜を溢してるのに、ねぇ?」
「言、わない、…で///」
「言ってごらんよ。どうして欲しい?」
「そん、なの……っ。むりぃ…//」
「無理じゃないよな?俺のこと好きなら、可愛くおねだりして見せて?」
「ふぁあん……っ!い、じわるぅ…」