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次の日－－－－－－－。

『さきちゃんが入院？』智哉さんは、おどろいた声をあげた。
『昨日、クラブが終わったあと、階段から落ちたって……』

朝のホームルームで聞いてから、私はずっとヘコんでいた。

（絶交なんて言わなきゃよかった……さき……）
うつむいて涙ぐんだ私の頭を、智哉さんが優しくなでる。