テキストサイズ

怖バナ特集

第1章 君が望むなら

(遅くなっちゃった!)テスト勉強しようって、智哉さんと約束してた私は、図書室へ急いだ。
かけ足で、ろうかの角を曲がった、そのとき。

-------ドンッ!!
『きゃっ!』
私は誰かと思いっきりぶつかって、しりもちをついてしまった。

『す、すみませんっ!!』
倒れている相手を助けようとして、私は驚いた。(この人、私に嫌がらせしてた三年の-……!!)
彼女も私に気づいて、ビックリした顔をした。

あわてる私の後ろから、
突然声がかかる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ