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第6章 おまけ♪長谷川律(視点)

「おお、分かった! 頑張れよ――!」

と何故かニヤついた顔で言われたが、気にせず俺はリビングを出た。

俺の部屋に着き扉を足で開け

床に睦月を置いて、バスタオルとタオルを持ち戻ったが……

スヤスヤと無防備な寝顔。

どこまで、能天気なのかと呆れていると

クシュン、クシュン

寝たままくしゃみをする。

寒いのか
と思い俺は部屋の暖房を入れた。

さて、此処からが大変だと気付いた時は遅かった。

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