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まさか私が…あなたと?

第7章 *始めて*

顔を見上げるとスラっとした体が目に入る。

眼が合う。茶色の瞳があまりにも綺麗で
目が話せない。

「大丈夫?体?」

「あっ…あ、すいません!あの…私…」

海斗な愛が握りしめていたメガネに気付いた。

「少し時間大丈夫?」

「えっ?あっはい。」

「じゃあ少し着いてきて!」

海斗は深くニット帽をかぶり、
サングラスをかけ、上着を羽織った。

本人は隠してるつもり?なんだろうが
やはり、オーラまでは消せていない。

「行くよ!」

「はい…」

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