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拘束【糸繰編】

第8章 中庭

私は、中庭に出た。そういえば、外に出たのは久しぶりだ。いつから、私はここにいるのだろうか?分からない。太陽の日差しがあたたかい。

メイファは感慨に耽っている私におかまいなしにどんどんさきにすすんでいく。
私はメイファにおくれまいと足を進めた。

…私がいた個室の前についた。

私はこんなところにずっといたんだな。
部屋の中をみてみると、誰かいる。

私の後に誰か入ったのか?

一体だれが?

「あっ。」

私は、驚いた。まさか、あの人が入っているとは…。

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