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拘束【糸繰編】

第8章 中庭

私が使っていた個室に入っていたのは、私が個室を使用していた時にやってきた二人組の一人だった。

なぜ、彼がここにいるのだろうか?

私がその男をじっとみていると、男は気づいた。窓際に駆け寄ってくることはなかったがどこか笑顔だった。

私が動かずにじっとしていたからか、メイファが気がついてこちらにやってきた。

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