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トライアングル・ラブ

第8章 真実



「水冷たくて気持ち良いー。」

「んー!」


私と沙織はトイレの手洗い場で顔を洗った。


私はいつも欠かさず持っているタオルで顔を拭き、鏡を見た。

目の充血は薄くなったが、ふっくらと腫れていた。


まぁ、あれだけ泣けばこうなるよね。


「姫奈~。タオル~。」

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