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トライアングル・ラブ

第8章 真実



沙織は私の左頬に手を当てた。


「ゴメンね、さっきひっぱたいちゃって…。」

「そんな!ひっぱたかれて当然だもん。それに、あの時の沙織のおかげで目が覚めた。ありがとう。」


私と沙織はお互いに、改めて友情という大切なものを感じた。


「ねぇ、ところで沙織たちはなんで私があそこにいるって分かったの?」

「あー、あれね、話すとちょっと長くなるけど、良い?」


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