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トライアングル・ラブ

第10章 恋のキューピッド



すると目の前に、真理がやってきた。


「姫奈あおいでばっかじゃ暑いんじゃない?私が姫奈あおいであげる。」


そう言っていきなり、真理が私をあおぎだした。


私たちのやり取りを見ていたのだろう。


「あ、ありがとう。」


「おい、姫奈ー。俺暑いぞー!」


右では山ちゃんが机に俯せになりながら叫んでいる。

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